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今日感じた「小さな気づき」

  • 執筆者の写真: kyarikakuhamamatu
    kyarikakuhamamatu
  • 10月14日
  • 読了時間: 2分

キャリカクには精神疾患を持っている人も多くいらっしゃいます。かくいう私も発達障害などの精神疾患があり、服薬をしているのですが、薬の存在は結構馬鹿にできないです。

 昨晩、私は疲れ果てていたせいか、いつもより早く寝てしまいました。そのせいで、いつもの時間に眠剤が飲めなくて、夜起きた時に眠剤を飲むことになりました。ただ、その時に頓服で使うような軽い睡眠薬でなく、いつも通りの量を飲んでしまったのが失敗だったんだと思います。一日のリズムが3時間くらいずれちゃって、朝に起きることが出来ませんでした。

 幸いにもキャリカクは継続支援B型作業所で体調に合わせてスケジュールを変更できるからよかったものの、普通の仕事だったら何の連絡もなしに休むことになったので反省しています。

 このように、何気なく飲んでいる薬が思ったよりも重要なんだなと感じるときは多いです。もう一例、薬の怖さをお話ししましょう。

 私は幼少期から「コンサータ」という薬を飲んできました。このコンサータなんですが、一部の界隈では合法麻薬と言われるほどに効果が強いんです。だから、薬自体も少し特殊な扱いをされていて、簡単に処方してもらうことが出来ないお薬です。(過剰服薬・オーバードーズとかしちゃう人には絶対に出してくれません。)

 ただ、実際にコンサータはすごく強力でした。最近、19時くらいには疲れ果てて寝てしまうことが多い僕ですが、コンサータを飲んでいたころは22時だろうが起きていられました。注意散漫な人に集中力を与える薬なのですが、本当に疲れを感じなくなるので怖いお薬なんです。

 なので、過去の私はコンサータを外すなんて考えられませんでした。集中力がなくなったら本当にとりえもない人間だとばっかり思っていたので、手放したくありませんでした。一方で、コンサータには副作用として感情が激しくなるという特徴があります。そのせいで毎日のように感情がジェットコースターしていたのも事実です。

 私は幼いころからコンサータを飲んでいたので、最初は医者もためらっていたようですが、いざ、コンサータを飲まなくなったら感情が落ち着くようになりました。疲れたり不安になるとすぐに「死にたい」とか言っていた僕が「死にたい」なんてめったに言わなくなりました。自分で何か変えたつもりもないのに、他人からも「落ち着いた」とか「優しくなった」とか言われるようになったので、何かと薬は怖いんです。

 服薬管理の大事さが少しでも伝わったらうれしいです。良ければ、お薬にちゃんと向き合ってみてくださいね。


 
 
 

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